ウェディングドレスの決め方。時期と3つの軸
目次
ウェディングドレスを決めるのは、挙式の4ヶ月前までが目安です。決められないのは選択肢が多いからではなく、選ぶ軸がないからです。
この記事では、決める時期と絞り方、そして決める前に確認することをまとめました。
決めるのは4ヶ月前まで
ドレスを決めた時期は、挙式の4〜6ヶ月前が最も多くなっています。約7割が4ヶ月以上前に決めています。
- 試着を始める
- 候補を2〜3着に絞る
- 再試着する 日を改めて上位の2〜3着を着比べる
- 4ヶ月前: 決定
- 小物合わせ
- 1ヶ月前: メイクリハーサル
- 1ヶ月〜2週間前: 最終試着
1〜3ヶ月前に決める人も2〜3割います。少し遅れていても間に合うので、焦らなくて大丈夫ですよ。
小物合わせとメイクリハから逆算する
4ヶ月前という目安は、後ろの予定から逆算したものです。1ヶ月前にメイクリハーサル、その前に小物合わせがあります。
小物合わせは、ベールやアクセサリーをドレスに合わせて選ぶ場です。ドレスが決まっていないと、合わせる相手がいない状態になります。
メイクリハーサルも同じで、当日の衣装が決まっていないと仕上がりを寄せられません。先にドレスを決める日をカレンダーに置きます。
決めた後に体型が変わっても、サイズ調整で対応できるドレスが多いです。最終試着は1ヶ月から2週間前なので、そこまでは調整がききます。
ただし極端なダイエットは避けたほうが無難です。体を絞るなら、最終試着の1週間前までにしておきましょう。
決められないのは軸がないから
決められないのは、選択肢が多いからではありません。選ぶ軸がないからです。
原因は大きく3つあります。順に見ていきます。
1つ目は、情報を集めすぎて比較に疲れることです。写真を見るほど良さそうな一着が増えて、基準のほうが曖昧になっていきます。
2つ目は、「着たい」と「似合う」がずれることです。憧れていたラインが自分には合わず、そこで判断が止まってしまいます。
3つ目は、周りの意見が増えすぎることです。試着に付き合ってくれる人が増えるほど、感想の数だけ選択肢が広がります。
意見をもらう人は2人までに絞ります。毎回違う人と行くと意見が変わって、かえって決められなくなるからです。
目安はパートナーともう1人くらいです。人数を先に決めておくと、感想に振り回されずにすみます。
最終決定権はあなたにあります。着るのはあなたなので、周りの声は参考にとどめて大丈夫です。
譲れない条件を3つだけ書く
まず、譲れない条件を書き出します。ライン・素材・色味・装飾・予算・ブランドなどが候補です。
- ライン
- 素材
- 色味
- 装飾
- 予算
- ブランド
この中から3つだけ選ぶのがコツです。3つより増やすと条件同士がぶつかって、また選べなくなります。
妥協できる条件も言葉にする
譲れない条件とセットで、妥協できる条件も言葉にします。「ロングトレーンは諦めてもいい」のように書き出すだけで十分です。トレーンとは、後ろに長く伸びた引き裾のことです。
そのうえで、試着済みのドレスを譲れない3条件で◯△×に分けます。すると候補が自然に減ります。
紙でもスマホのメモでもかまいません。まずは譲れない条件を3つ、いま書き出してみましょう。
会場に合うかで絞る
軸を書いてもまだ迷うときは、会場に合うかで絞ります。ドレスは会場の広さや天井の高さで見え方が変わるからです。
| 会場タイプ | 映える素材・ライン |
|---|---|
| ホテル・クラシカルな洋館 | ハリのある素材・ボリュームのあるライン・長いトレーン |
| ゲストハウス・チャペル | 天井の高さと広さを見て、上下どちらか近いほうに寄せる |
| レストラン・ガーデン | コンパクトなライン。動きやすさで選ぶ |
天井が高く広い会場では、ボリュームのあるドレスが負けずに映えます。長いトレーンがきれいに引けるのも、広い空間ならではです。
小さめの会場では、コンパクトなラインのほうが動きやすく収まります。裾に気を取られずに、ゲストとの距離を楽しめるのが利点です。
同じドレスでも、広い会場と小さな会場では印象が変わります。写真で並べると、その差が一目で分かります。
会場の写真と試着写真を並べて見ると分かりやすいですよ。試着そのものの進め方はドレス試着の始め方にまとめました。
会場の写真をスマホに入れておきます。次の試着のときに、その場で並べて見比べましょう。
鏡の前だけで決めない
正面の鏡だけで決めないようにします。ゲストが一番長く見るのは、後ろ姿と歩く姿だからです。
- 歩いてみる
- 座ってみる
- 後ろ姿を見る
- 写真で見る
- 2〜3日置いてまだ頭に残っているか
鏡の前だと、つい正面ばかり見てしまいますよね。動いてもシルエットが崩れない一着を選びます。
座ったときに窮屈さがないかも大切です。ここは立ったままでは分かりません。
写真で見ると、鏡で見たときとは違う印象になることも多いです。自分の目は正面に慣れているので、写真のほうが冷静に見られます。
試着直後の「いい」は感情で揺れやすいものです。2〜3日経ってもまだ頭に残っている一着を選びましょう。
候補を2〜3着に絞って再試着する
候補は2〜3着まで絞ります。4〜5着を超えると判断力が落ちるので、試着の回数より絞り込みが効きますよ。
- 譲れない3条件で◯△×に分ける
- 上位2〜3着を並べて見比べる ハンガーに並べると差が見える
- 日を改めて再試着する
- パートナーに最終候補だけ見せる
- 決める
上位の2〜3着は、ハンガーに並べて見比べます。日を改めて再試着で最終確認すると、気持ちが固まる人が多いです。
2回目に試着したときに気持ちが固まった、という声は多く聞かれます。1回目は情報を集める時間、2回目は決める時間だと考えてよいです。
早い段階でパートナーに見せると意見が増えて、また迷いが戻ってきます。見せるのは候補が2〜3着に絞れてからにしましょう。
小物込みの見積もりで比べる
ドレス本体の料金だけで比べないようにします。小物やお直し代を含めた合計で見ないと、あとで差が出ます。
- 小物(ベール・ティアラ・アクセサリー・靴・インナー)は込みか別か
- お直し代
- 持ち込み料(提携外の場合)
- クリーニング代
小物はベール・ティアラ・アクセサリー・靴・インナーまで含みます。この範囲が込みなのか別料金なのかは、ショップごとに違います。
持ち込み料とは、提携外のドレスを式場に持ち込むときにかかる料金です。提携外のショップで決めるなら、これも合計に入れます。
同じように見えても、含まれる範囲はショップごとに違いますよね。後悔として多いのも、料金の内訳を確認しなかったことです。
同じ一着でも、どこまで含むかで合計は変わります。比べるときは合計で見るのが基本です。
候補が並んだら、同じ条件で出してもらった見積もりを見比べます。小物込みの見積もりで決定するようにしましょう。
決める前にキャンセル・変更の条件を読む
キャンセルと変更の条件は、決める前に読みます。決めた後では動かせる範囲が狭くなるからです。
今どの段階?
仮予約とは、本契約の前に一定期間そのドレスを押さえておく仕組みです。期間は1週間程度が一般的で、その間なら気持ちが変わっても戻せます。
仮予約の期間内なら、内金を入れていても戻るのが一般的です。迷いを残したまま本契約へ進まないようにします。
分かれ目はお直しが始まるかどうかです。ここを越えると、同じショップの中でもキャンセル料が発生します。
契約書は読み飛ばしがちですよね。キャンセルと変更の条項だけは、サインする前に目を通しておきましょう。
それでも決まらないとき
ここまでやっても決まらないときの手は2つあります。最初の1着に戻るか、タキシードから絞るかです。
最初に気に入った1着がある?
最初に「これ」と思った感覚は、案外あてになるものですよ。迷いが一周したら、その1着に戻ってみます。
もう一つの手がタキシードからの逆算です。並んだときのバランスが見えると、ドレス側の候補も自然に絞られます。
決めきれない日が続くと、気持ちのほうが先に疲れてしまうものです。手を2つ持っておけば、どこかで前に進めます。
どちらも新しく試着を増やす方法ではありません。いま手元にある候補の中から決めるためのものです。
最後の確認です。候補を2〜3着に絞る・再試着で最終確認する・小物込みの見積もりで決定するの3つが済んでいるかを見ます。
3つがそろっていれば、あとは決めるだけです。いちばん一緒にいたいと思った一着を選びましょう。




