受付係の頼み方、伝えることとお礼の目安
受付係は、ゲストを最初に迎えてご祝儀を預かる役目です。新郎側と新婦側から1人ずつ、計2人に頼むのが基本で、頼む時期は招待状を送る前です。
式の1か月前のこのタスクで決めるのは3つです。受付係に当日の動きを伝えること、名簿とお車代を託す段取り、お礼を誰がいつ渡すか。まだ頼んでいなければ、今週中に本人へ直接お願いしてください。
誰に、いつ頼むか
受付係は新郎側・新婦側で1人ずつの計2人が基本です。少人数の式なら1人、大人数なら3人ほどにすることもあるので、会場に人数の目安を確かめます。
頼む相手は友人や同僚、後輩が多く、家族中心の式ならきょうだいやいとこに頼むこともあります。お金を預かる役目なので、人あたりがよく時間を守れる、信頼できる人が向いています。遠方から来る人や妊娠中の人、小さな子ども連れの人は、早めの集合が負担になるので避けます。
先に口頭で頼み、招待状に付箋を添えて正式にお願いします。付箋とは、招待状に添える小さなカードのことで、受付をお願いすることと当日何時までに来てほしいかを書きます。口頭で頼んだだけで付箋を添えていなければ、改めてメッセージで正式にお願いし、集合時間を伝えます。
前もって伝えること
受付係の仕事は次の5つです。
- ふたりに代わってゲストにあいさつする
- 芳名帳(ゲストに名前を書いてもらう帳面)に記帳してもらい、名簿に印を付ける
- ご祝儀を受け取る
- 席次表やプロフィールブックを渡す
- 控室やクローク、化粧室を案内する
集合時間と受付の時間(挙式の前か、挙式と披露宴のあいだか)は会場によって違います。プランナーに確かめてから、次の内容をまとめて送ります。
- 集合の時間と場所
- 受付の時間
- 一緒に受付をする人の名前と人数
- 会場の担当スタッフの名前
- 担当してもらう仕事(ご祝儀の受け取り、お車代の受け渡しなど)
- 記帳の方法(芳名帳、ゲストカードなど)
- 受け取ったご祝儀と芳名帳を、誰に渡すか
- 電車の遅れなどで遅れるときの連絡先
- 服装や、ゲストにかける言葉の決まりがあればその内容
○○さん、受付を引き受けてくれて本当にありがとう。
当日の流れを送ります。
・集合:○時○分に、○階の受付前
・受付の時間:○時○分〜○時○分
・一緒に受付をする人:○○さん
・会場の担当:○○さん
・お願いしたいこと:記帳の案内、ご祝儀の受け取り、席次表を渡すこと
・ご祝儀と芳名帳は、受付が終わったら○○(新婦の母)に渡してください
・遅れそうなときの連絡先:○○(電話番号)
分からないことがあれば、いつでも聞いてね。
式の前日にもう一度、集合時間を確かめる連絡を入れます。
名簿とお車代を託す
受付係には五十音順の名簿を渡します。名簿には、お車代やお礼を渡す相手と、遅れて来そうな人に印を付けておきます。お車代とは、遠方から来たゲストや主賓に渡す交通費のことです。
お車代の封筒には渡す相手の名前を書きます。付箋ははがれやすいので、封筒の左上に直接書きます。会場は現金を預かってくれないことが多いです。封筒は当日に親やきょうだいから受付係へ手渡してもらう段取りにし、誰がいつ持っていくかを親と決めておきます。ほかのゲストに気づかれないように渡してもらうよう、受付係にも頼みます。
受付係は、受け取ったご祝儀袋にふたりの名前が書かれているかを確かめ、抜けていればその場でゲストに書いてもらいます。受付が終わったあとのご祝儀は、親が預かるか会場の金庫に入れるかを決め、受付係への連絡に書き添えます。新郎側と新婦側で別々に管理する家もあります。
お礼は1人3,000〜5,000円が目安
受付係へのお礼は1人あたり3,000〜5,000円が目安です。親族に頼んだ場合は、お礼は要らないとされています。
現金なら新札を用意し、ポチ袋やご祝儀袋に入れて表書きを「御礼」とします。表書きとは、袋の表に書く言葉のことです。品物なら持ち帰りやすい軽いもの、ギフト券なら使えるお店や期限を確かめます。ふたりからのひとことメッセージを添えると気持ちが伝わります。
お礼は、受付が始まる前に、頼んだ側の親から渡すのが一般的です。ふたりは支度で手が離せないので、お礼の袋をお車代の封筒と一緒にまとめ、誰がどの受付係に渡すかを前日までに親と決めます。
当日に渡しそびれたら、式のあと1週間以内に連絡を入れ、遅くとも1か月以内に渡します。食事に招いて手渡すか、手紙を添えて送る方法があります。
式が終わったら、ふたりから直接お礼を伝えます。ご祝儀や芳名帳がきちんと届いたこともあわせて伝えると、相手も安心します。
受付係のお願いとお礼の確認リスト
- 受付係の人数を会場に確かめた
- 受付係に直接お願いし、招待状に付箋を添えた
- 集合時間・受付の時間・仕事の内容を伝えた
- 五十音順の名簿に、お車代を渡す人の印を付けた
- お車代の封筒に渡す相手の名前を書いた
- ご祝儀と芳名帳を誰に渡すかを決めた
- お礼の形を決め、表書きを「御礼」にした袋を用意した
- お礼とお車代を渡す人を親と決めた
すべて確認できたら、アプリのタスクを完了にしてください。