結婚式の​BGMの​決め方。​場面・音源・著作権の​確認

目次
  1. まず、会場の決まりを聞く
  2. 曲が要る場面と、先に決める場面
  3. 著作権の手続きが要るかどうか
  4. 曲のリストをプランナーに渡す

結婚式の​BGMは、​場面ごとに​流す曲を​決めて​会場に​伝える​準備です。​曲を​決める​目安は​挙式の​1か​月前ごろで、​今は​候補を​集めて​絞り込む​時期です。

先に​やる​ことは​2つあります。​会場で​流せる​音源の​形と、​曲リストの​締め切りを​聞く​こと。​そのうえで、​入場・乾杯・ケーキ入刀・​退場など​印象に​残る​場面から​曲を​決める​ことです。​全部の​場面に​曲を​選ぶ必要は​なく、​指定しない​場面は​会場に​任せられます。

まず、​会場の​決まりを​聞く

会場に​よって、​使える​音源の​形や​流し方に​決まりが​あります。​知らずに​選ぶと、​あとで​曲を​替える​ことになります。​次の​打ち合わせで、​この​リストを​そのまま​聞いてください。

  • 曲の​リストを​出す​締め切りは​いつか
  • 市販の​CDを​持ち込む​必要が​あるか、​会場で​用意して​もらえるか
  • ダウンロードで​買った​音源を​使えるか
  • 曲の​途中から​流したり、​短く​切ったりできるか
  • 著作権の​手続きを​会場が​してくれるか、​その​費用は​いくらか
  • 指定しない​場面の​曲は、​会場で​選んで​もらえるか
  • 挙式の​入場・​退場の​曲も​自分たちで​選べるか

曲が​要る​場面と、​先に​決める​場面

披露宴で​BGMが​流れる​場面は​10以上​あります。​前半は​入場・乾杯・歓談・ケーキ入刀・中座​(お色直しなどで​一度席を​外すこと)。​中盤は​再入場・​テーブルラウンド・余興。​後半は​花嫁の​手紙・花束贈呈・退場です。​ほかに、​ゲストを​迎える​ときや​見送る​とき、​ムービーを​流すときにも​曲が​要ります。​2時間半の​披露宴では、​最大で​50〜60曲に​なることもあります。

全部を​自分たちで​選ばなくてかまいません。​次の​順で​決めて​いきます。

  1. 入場と​退場。​ゲストの​視線が​集まり、​印象に​残りやすい
  2. 乾杯と​ケーキ入刀
  3. 花嫁の​手紙と​花束贈呈。​手紙を​読む長さに​合う曲を​選ぶ
  4. 歓談。​自分たちで​選ぶか、​会場に​任せるかを​決める

指定しない​場面を​会場が​用意した​曲で​つないでもらい、​追加の​料金が​かからなかったと​いう​声が​多く​あります。

選ぶときは、​場面の​長さと​曲の​長さが​合っているかを​見ます。​歓談のように​長い​場面は、​何曲かを​続けて​流すつもりで​候補を​多めに​挙げます。​歌詞は​場面に​合うかを​おふたりで​読み、​外国語の​曲は​意味を​調べてから​決めます。

著作権の​手続きが​要るか​どうか

市販の​CDを​そのまま​流すだけなら、​会場が​音楽の​著作権を​管理する​団体と​包括契約を​結んでいれば、​おふたりの​手続きは​要りません。​手続きと​使用料が​会場の​契約に​含まれている​ためです。​中古の​CDでも、​正規に​買った​ものなら​使えます。

手​続きが​要るのは、​曲を​コピーする​ときです。​好きな​曲を​集めて​1枚の​CDに​する​場合と、​プロフィールムービーなどに​曲を​入れる​場合が​これに​あたります。​定額の​音楽配信や​動画サイトは、​規約で​個人の​利用に​限られる​ことが​多く、​使えません。​レンタルCDの​持ち込みを​断る​会場も​あります。

手​続きは​会場を​通して​行う

コピーには、​作詞家や​作曲家の​権利である​著作権と、​レコード会社などが​持つ著作隣接権の​2つの​手続きが​要ります。​この​2つを​まとめて​手続きできる​団体が​ISUM​(一般社団法人音楽特定利用促進機構)です。​おふたりが​直接申請する​ことは​できず、​ISUMに​登録している​式場や​映像制作会社を​通して​手続きします。

  1. 使いたい​曲が​ISUMの​楽曲データベースに​載っているかを​調べる
  2. 会場​(ムービーなら​映像制作会社)が​ISUMに​登録しているか、​手続きと​費用は​どうなるかを​聞く
  3. 載っていない​曲は、​別の​曲に​するかを​決める

データベースに​載っていない​曲は、​ISUMに​楽曲の​リクエストを​送れます。​ただし回答まで​最短で​1か​月ほど​かかり、​もっと​かかる​こともあります。​式まで​1か​月半を​切った​今からでは、​間に​合わない​ことがあります。

音響の​演出に​かかる​費用は、​5〜10万円ほどの​会場が​多いと​されています。​設備や​担当者の​料金、​著作権の​手続きの​費用が​含まれている​ことが​多いので、​見積書で​何が​含まれているかを​確かめます。​自分たちで​ムービーを​作る​場合は、​曲を​入れる​前に​会場で​手続きできる​曲かを​確かめます。​ムービーで​使う​曲も、​BGMの​一覧と​一緒に​プランナーへ​伝えます。

曲の​リストを​プランナーに​渡す

曲が​決まったら、​場面ごとの​一覧に​して​締め切りまでに​渡します。​一覧に​書く​ことは​次の​とおりです。

  • 曲名と​アーティスト名。​同じ​曲名の​別の​曲が​あるので、​アルバム名まで​書くと​確実
  • 流し始める​位置​(サビから​流したい​ときなど)
  • 音源の​形​(市販の​CD、​ダウンロード音源など)
  • 曲が​足りなくなった​ときに、​同じ曲を​繰り返すか別の​曲に​つなぐか

当日は​進行が​早まったり​遅れたりして、​場面の​途中で​曲が​終わる​ことがあります。​つなぎ方を​書いておくと​音響の​担当者が​迷いません。​持ち込む​CDが​あれば、​渡す日と​方​法も​決めます。​最終の​打ち合わせで​曲順を​一度​読み合わせたら、​アプリの​「BGMの​リストアップ・選定」を​完了に​してください。