花嫁の手紙はいつ書く?長さと組み立て方
花嫁の手紙は、披露宴で両親への感謝を伝えるために読む手紙です。挙式の約1カ月前に書き始め、約1週間前に仕上げます。
長さは読み上げて3〜5分、便箋で2〜3枚が目安です。前置き・エピソード・これからの決意・結びの4つで組み立てると書きやすくなります。
いつ書くか
約1カ月前に書き始め、約1週間前に仕上げます。清書する日を先に決めて、アプリのタスクの期日に入れてください。
前日に書くのは避けます。式の直前は席の変更や持ち物の確認など、ほかの用事が入りやすい時期です。手紙は読んだあとに両親へ渡すので、誤字がないように便箋へ書き写す時間も必要です。
ふと思い出した出来事や言葉は、書き始める前からスマホのメモに残しておくと、机に向かったときに書きやすくなります。
長さは3〜5分、便箋2〜3枚
長いと読む速さが上がり、聞き取りにくくなります。書いたら一度声に出して読み、時計で時間を測ってください。
新郎も手紙を読む演出にするなら、ふたりの長さをそろえます。新婦の手紙は3〜4分ほど、新郎の手紙は2〜3分ほどが目安です。
4つのまとまりで組み立てる
- 前置き ゲストへのひと言と、両親への呼びかけ
- エピソード 子どもの頃や家族との具体的な思い出
- これからの決意 新しい家庭で大切にしたいこと
- 結び 両親への感謝と、相手の家族へのひと言
いきなり全文を書かずに、まず4つの見出しを書き、その下に思いつくことを箇条書きで並べます。箇条書きを順につないでいけば、文章になります。
エピソードは、いつ・どこで・何があったかが分かるように書きます。「ありがとう」を並べるより、1つの出来事を具体的に書いたほうが伝わります。家族だけに分かる内輪の話は避け、呼び名やあだ名を使うときは「妹の〇〇」のように関係を添えます。
本やWebの文例は参考にとどめ、自分の言葉や口ぐせを入れます。
両親のほかに伝えたい人がいるとき
きょうだいや祖父母など、家族や親族に伝えたい人がいれば、エピソードのあとに向けた一文を入れます。式に来られなかった家族の名前を入れてもかまいません。
友人や職場の人には、手紙ではなく席札やメッセージカードで個別に伝えます。手紙で伝える相手を両親と家族に絞ると、長さも整います。
避けたい言葉を見直す
結婚式では、別れや終わりを思わせる言葉を避けるのが一般的です。書き終えたら、次の言葉が入っていないかを見直します。
| 種類 | 避けたい言葉の例 |
|---|---|
| 別れを思わせる言葉 | 別れる、離れる、終わる、切れる、去る |
| くり返しを思わせる重ね言葉 | 重ね重ね、たびたび、次々、くれぐれも |
| 不幸を思わせる言葉 | 悲しい、苦しい、忘れる、負ける |
重ね言葉とは、同じ言葉を2回続ける言い方のことです。気になる言葉だけ言いかえれば十分です。
手紙は両親だけでなくゲストも聞いています。難しい言い回しより、普段の話し言葉に近いほうが伝わります。
読む練習と、会場に確かめること
声に出して読む練習は、書き終えたときと、式の2日前までに1回ずつで十分です。黙読では気づかない言いにくい言葉や、息つぎの場所が分かります。会場で流すBGMに近い曲をかけて読むと、本番に近い形で試せます。
当日は、BGMが流れてすぐに読み始めず、一呼吸置いてから読みます。言葉を短く区切って、ゆっくり読みます。泣いてしまってもかまいません。
会場の担当者とは、最後の打ち合わせで次を決めます。
- 手紙を読むタイミングとBGM。音量は手紙の声が聞こえるように控えめにしてもらう
- 読むときにマイクを誰が持つか
- 読んだあと、手紙をどう両親に渡すか
確認リスト
- 書き始める日と清書する日を決めた
- 4つのまとまりで下書きを作った
- 両親のほかに伝えたい人を決め、手紙とカードで分けた
- 避けたい言葉がないか見直した
- 声に出して読み、3〜5分に収まることを確かめた
- 便箋に清書した
- 読むタイミングとBGMを会場と決めた
すべて確認できたら、アプリの「花嫁の手紙」を完了にしてください。