スピーチ依頼のあとに伝えることとお礼の目安
乾杯の発声や友人スピーチを引き受けてくれた人には、式の流れと持ち時間を早めに伝えます。話す内容は相手に任せるのが基本です。
このタスクでは誰に何を頼んだかを確かめ、伝えることとお礼の渡し方を決めます。まだ頼んでいない役目があれば、先に頼みます。
誰に何を頼んだかを一覧にする
主賓のあいさつ・乾杯の発声・友人スピーチの3つに分けて、誰に頼んで引き受けてもらえたかを一覧にします。新郎側と新婦側の両方から頼む場合は、両家の分をまとめます。
| 役目 | よく頼む相手 | 披露宴での場面 |
|---|---|---|
| 主賓のあいさつ | 上司や恩師、親族など目上の人 | 披露宴の始めにお祝いを述べる |
| 乾杯の発声 | 恩師など年上の人が多いが、同年代でもよい | 主賓のあいさつのあとに乾杯の音頭をとる |
| 友人スピーチ | 親しい友人 | 披露宴の中ほどでお祝いを述べる |
まだ頼んでいないなら、会うか電話で頼む
まだ頼んでいない役目があれば、相手に直接会って頼みます。遠方の人や友人なら電話でもかまいません。その場で返事を求めず、考える時間をとってもらいます。
本来は招待状を出す前に頼み、引き受けてもらったら招待状に付箋を入れて正式にお願いします。付箋とは、招待状に添える小さなカードのことで、乾杯やスピーチをお願いしたいことを書き添えます。口頭で頼んだだけで付箋を入れていない場合は、改めてメッセージで正式にお願いし、持ち時間を伝えます。
引き受けてくれた人に伝えること
- 式の日付・会場・集合の時間
- 披露宴の流れと、話してもらう場面
- 持ち時間の目安
- 主賓・乾杯・スピーチを、それぞれ誰が担当するか
- ほかに話す人の名前と、新郎新婦との間柄
- マイクの位置や、席から立って話すかどうか
- 当日の連絡先
持ち時間は会場の進行で変わるので、プランナーに聞いた時間をそのまま伝えます。スピーチは3分ほどがよいとされ、話す題材を一つにしぼると収まります。
乾杯の発声を頼んだ人には、主賓が決まったらその名前も伝えます。友人スピーチを頼んだ人には、ほかに話す人の名前と間柄を伝えると、同じ思い出話が重なりにくくなります。
伝える内容は、次のようなメッセージにまとめて送ります。
○○さん、スピーチを引き受けてくれて本当にありがとう。
当日の流れを送ります。
・日時:○月○日(○)○時○分から披露宴
・会場:○○(住所)
・お願いしたい場面:披露宴の中ほど、歓談のあと
・持ち時間:3分ほど
・ほかに話す人:主賓あいさつは○○さん(新郎の上司)、乾杯は○○さん(新婦の恩師)
・当日の連絡先:○○(電話番号)
分からないことがあれば、いつでも聞いてね。
式の前日にもう一度連絡する
進行に変更があったら、変わった点をその都度伝えます。式の前日には電話で、集合の時間と場所を伝え、改めてお礼を言います。友人ならメッセージでもかまいません。誰が、どの方法で連絡するかを一覧に書き足しておきます。
お礼の金額と渡し方
お礼の目安は、乾杯の発声と主賓が1万円から、友人スピーチが3,000〜5,000円です。
| 役目 | お礼の目安 | 渡す人と渡すとき |
|---|---|---|
| 主賓のあいさつ | 1万円から(お車代として) | 受付から渡すか、披露宴の前後や途中に親が渡す |
| 乾杯の発声 | 1万円から(お車代として) | 受付から渡すか、披露宴の前後や途中に親が渡す |
| 友人スピーチ | 3,000〜5,000円の現金かギフト | スピーチのあとに親などが渡す |
目上の人に「お礼」として現金を渡すのは失礼にあたるとされるため、「お車代」の名目で渡します。お車代は1万円や2万円など、万単位の切りのよい金額にします。現金は新札を用意します。
友人スピーチのお礼は現金でもギフトでもかまいません。目上の人にスピーチを頼んだ場合は、現金5,000円ほどが目安です。受付係のお礼と差をつけると、役目で差を付けたと受け取られることがあります。金額をそろえるか、そろえたうえでお菓子などを添えます。
袋は式の前に用意し、袋ごとに相手の名前をメモしておくと、親が渡し間違えずに済みます。当日に渡しそびれたら、式のあと1か月以内に渡します。
式のあとのお礼
主賓には、式のあと3日以内に電話か手紙でお礼を伝えます。お礼の品は要りませんが、新婚旅行のおみやげを渡すと喜ばれます。お車代を受け取ってもらえなかったときも、おみやげや手紙で気持ちを伝えられます。
確認リスト
- 主賓・乾杯・友人スピーチを、誰に頼んだかを一覧にした
- まだ頼んでいない役目を、会うか電話で頼んだ
- 引き受けてくれた人の招待状に付箋を入れた
- 持ち時間と話す場面をプランナーに確かめた
- 式の流れと持ち時間を、引き受けてくれた人に伝えた
- 乾杯の人に、主賓が誰かを伝えた
- 前日の連絡を、誰がどの方法でするかを決めた
- お礼の金額と、誰がいつ渡すかを親と決めた
すべて確認できたら、アプリの「乾杯・友人スピーチ依頼の確認」を完了にしてください。