お車代・​お礼の​相場と​封筒の​書き方

目次
  1. 相手別の金額の目安
  2. 袋は金額で選ぶ
  3. 表書きと名前の書き方
  4. 新札と袋は1カ月前までにそろえる
  5. 当日は誰が、いつ渡すか

お車代は、​主賓​(ゲストの​中で​最も​目上の​立場と​して​招く​人)​への​お礼と、​遠方から​来る​ゲストの​交通費と​して​渡す​お金です。​お礼は、​受付や​スピーチ、​余興などを​引き受けてくれた​人に​渡します。​主賓には​お車代だけで​足り、​お礼を​別に​渡す必要は​ありません。

金額は​相手の​役目と​移動の​距離で​決まります。​1万円未満なら​ポチ袋、​1〜3万円なら​水引が​印刷された​シンプルな​ご祝儀袋に​新札を​入れ、​式の​1カ月前までに​用意します。​当日は​親や​受付係が​渡すので、​誰に​渡すかの​リストを​添えて​預けます。

相手別の​金額の​目安

相手 金額の目安
主賓・乾杯の発声 お車代として1万円から(1〜3万円が目安)
遠方からのゲスト 交通費の半額〜全額
受付 3,000〜5,000円(現金かギフト)
余興・スピーチ 3,000〜5,000円(プロ並みの余興なら1万円ほど)
友人に頼む司会 1〜3万円
友人に頼む撮影 一部なら1万円、一通りなら3万円ほど
ペーパーアイテムや映像の手作り 材料費+5,000〜2万円

主賓の​ハイヤーや​乗車券を​こちらで​手配した​場合は、​別に​お車代を​渡す必要は​ありません。

遠方​ゲストの​交通費は、​新幹線や​飛行機など、​いちばん早く​着く​手段の​運賃を​基準にします。​全額が​難しい​ときは​半額を​負担するのが​マナーと​されています。​飛行機で​来る​人に​2万円、​新幹線で​来る​人に​1万〜1.5万円のように、​距離で​分けた​例も​あります。​出発地が​分からない​人には、​返信や​連絡の​ついでに​確かめます。

金額は​5,000円、​1万円、​2万円のような​切りの​よい​額にします。​新郎側と​新婦側で、​同じ​役目の​人の​金額を​そろえて​おきます。

袋は​金額で​選ぶ

袋は​中に​入れる​金額に​合わせます。​1万円未満は​ポチ袋​(小さな​お金を​入れる​小型の​封筒)で​よく、​親しい​友人には​イラスト入りの​袋も​使えます。​1〜3万円は、​水引とのしが​印刷された​シンプルな​ご祝儀袋。​5万円以上​なら、​華やかな​水引とのしが​付いた​ご祝儀袋を​使います。

水引​(​袋に​かける​飾りの​ひも)は、​結び​切りか​あわじ結びを​選びます。​どちらも​一度​結ぶと​ほどけない​形で、​一度きりの​お祝いに​使います。​何度でも​結び​直せる​蝶結びは​結婚式には​向きません。

表​書きと​名前の​書き方

袋の​表の​上には​名目を​書きます。​お車代なら​「御車代」​「御礼」​「寿」、​お礼なら​「御礼」​「寿」の​いずれかです。

水引の​下には​渡す側の​名字を​書きます。​受け取る​相手の​名前は​書きません。​ふたりの​両方が​お世話に​なった​相手なら、​右に​新郎の​名字、​左に​新婦の​名字​(旧姓)を​並べます。​どちらか​一方の​友人なら、​その​人の​名字だけでかまいません。

中袋が​ある​場合は、​表の​中央に​「金 壱萬円」のように​漢数字の​旧字体で​金額を​書き、​裏の​左下に​渡す側の​住所と​名前を​書きます。​中袋が​ない​袋なら、​半紙などで​包んで​代わりにします。

お札は​ご祝儀袋なら、​袋の​表とお札の​表を​そろえ、​肖像画が​上に​来るように​入れます。​ポチ袋なら、​お札を​左から​右へ​三つ​折りに​して​入れます。

新札と​袋は​1カ月前までに​そろえる

お札は​新札​(折り目のない​新しい​お札)を​用意するのが​好ましいと​されています。​銀行の​両替は​1回あたりの​枚数に​制限が​あったり、​手数料が​かかったりする​ことがあるので、​枚数が​多い​ときは​何回かに​分けます。

目安は、​式の​3〜2カ月前に​渡す人の​リストを​作り、​2〜1カ月前に​新札と​袋を​そろえる​流れです。​1カ月〜2週間前には​袋に​お金を​入れて​保管します。​袋に​入れたら、​誰に​渡すものかが​分かるように​付せんなどで​印を​つけます。

当日は​誰が、​いつ渡すか

お車代とお礼は、​新郎新婦の​親から​渡すことが​多いです。​会場の​プランナーや​介添えの​スタッフは​現金を​預かれないので、​袋は​親が​管理します。

相手 渡す人 タイミング
主賓・乾杯の発声 親、または受付係受付のとき、または披露宴の前や途中にあいさつを兼ねて
遠方の友人 受付係受付のときに
遠方の親族 親披露宴の途中に目立たないように
受付 受付を頼んだ側の親受付が始まる前に
余興・スピーチ 親など役目が終わったあとに

お車代を​渡すゲストが​多い​ときは、​受付係に​対象者の​リストを​渡しておくと、​ほかの​ゲストに​気づかれずに​渡して​もらえます。

親には、​袋と​一緒に​次の​ことを​メモで​伝えて​おきます。​初対面の​相手だと、​誰に​渡せば​よいか​分からないためです。

  • 渡す相手の​名前と、​ふたりとの​関係
  • 相手が​座る​テーブル
  • 渡すタイミング​(受付・披露宴の​前・途中・あと)
  • 受付係に​頼む袋と、​親が​渡す袋の​区別
  • 断られた​ときや​渡せなかった​ときの​対応

お車代を​断られたら、​もう​一度​受け取って​ほしいと​伝えます。​それでも​断られたら​引き下がり、​後日​お土産などで​気持ちを​伝えます。​渡し忘れに​気づいたら、​披露宴の​あとや​二次会で​ふたりから​直接渡します。

袋と​メモを​式の​1週間前までに​親へ渡したら、​アプリの​タスクを​完了に​してください。