両親への記念品の選び方、予算と渡し方
両親への贈呈品は、花束か記念品かその両方を、披露宴の終盤に手渡す贈り物です。親へのギフトにかけた金額の平均は約3万2,000円で、1万円台と2万円台で贈る人が多くなっています。この額は両家の両親に贈った分を合わせたものと考えて、ふたりの予算を決めます。
名入れや手作りの品は届くまで日数がかかるので、品物を決めたらまずお店の納期を確かめて注文します。渡す場面と当日まで誰が預かるかはプランナーと決め、親が持ち帰りにくい品は後日送る方法も考えておきます。
花束か記念品か
ある調査では、親へのギフトの約6割が花束でした。花束は披露宴の場面が華やかになる一方で、帰り道でしおれたり、持ち運びが大変だったりします。記念品は、式のあとも実家に飾ったり使ったりしてもらえます。
両方を贈るなら、母には花束で父には記念品のように分けるか、まとめて手渡します。両親が花を飾るのが好きか、物が増えるのを好まないかなど、ふだんの暮らしぶりで決めてかまいません。
両家の両親に贈る品は、同じものでも別々のものでもかまいません。父と母で好みが違うなら、別々の品を選ぶ方法もあります。ただ、金額の差が大きくならないようにそろえます。祖父母が出席するなら、祖父母にも贈るかどうかも決めておきます。
よく選ばれる品
記念品は、選び方で3つに分けると候補をしぼりやすくなります。
| 選び方 | よく選ばれる品 | 確かめること |
|---|---|---|
| 子育てへの感謝を伝える | 子育て感謝状、生まれたときの体重で作るぬいぐるみ、写真立て | 生まれたときの体重や日付を正しく調べる |
| 結婚式の記念にする | 結婚式のアルバム、日付と名前を入れたワイン | 式のあとに作るものは、後日に渡す段取りを決める |
| 親の好みに合わせる | 名前入りの酒、旅行券、ペアの食事券 | 親の好きなものや、使う機会があるかを確かめる |
生まれたときの体重で作るぬいぐるみは、ウェイトドールとも呼ばれます。抱くと生まれたときと同じ重さを感じられる人形です。
飾ってもらう品か、使ってもらう品かを先に決めると選びやすくなります。名前入りのお酒は、もったいなくて飲めないと言われた例もあります。
親に内緒で用意したいとき、体重や好みはきょうだいや祖父母に聞くと当日まで秘密にしておけます。
注文は納期から逆算する
名入れの品は、入れる名前・日付・体重などの情報をメモでそろえてから注文します。名前の漢字や日付を間違えると作り直しになります。名入れの見本が届いたら、名前と数字から順にふたり以外の人にも見てもらいます。
営業日で納期を示しているお店は、土日祝日を数に入れていません。カレンダーの日数より長くかかることがあります。届いたらその日に中身を確かめ、会場に届けるか当日持っていくかを決めます。
花束は、会場の装花担当(会場の花の飾りつけを受け持つ係)に頼むか、外の花屋で作ります。外で作る場合は、持ち込み料(会場が用意していない品物を持ち込むときにかかる料金)がかかるかを先に確かめます。会場に頼む花束がプランに入っているか別料金かは、見積書で確かめます。
当日の渡し方と持ち帰り
両親への贈呈は、披露宴の終盤に花嫁の手紙とあわせて行うことが多い演出です。次のことをプランナーと決めておきます。
| 決めること | 相談する相手 |
|---|---|
| どの場面で渡すか | プランナー |
| 自分の親に渡すか、相手の親に渡すか | ふたりで決めて、プランナーに伝える |
| 司会者に紹介してもらう品の説明 | ふたりで文面を決めて、司会者に伝える |
| 当日まで誰が預かるか | プランナー |
| 式のあと親が持ち帰る方法 | 親、またはプランナー |
贈呈は演出の一つなので、ゲストに何を贈ったかが分かるよう、包装を外した状態で渡す人もいます。司会者に説明してもらうなら、品物の名前と込めた気持ちを3〜4行にまとめて渡します。
のしや包装をつける決まりはありません。のしを使うなら、紅白10本の結び切り(ほどけない結び方で、一度きりのお祝いに使う水引)を選びます。
式の日は親の荷物が多くなります。遠方から電車や飛行機で来ている親には、当日は渡す場面だけ行い、品物は後日実家へ送る方法があります。式のあとに作る品なら、当日は目録(贈る品の名前を書いた紙)やカードを渡し、品物ができたら届けます。送る場合は、送り先の住所と親が家にいる日を確かめておきます。
確認リスト
- 花束か記念品か、両方かをふたりで決めた
- 両家の分を合わせた予算の上限を決めた
- 両家や父母で、そろえるか分けるかを決めた
- 名入れの名前・日付・体重などを確かめてから注文した
- 届いた日に、中身と名入れに間違いがないかを確かめた
- 花束を会場に頼むか持ち込むかを決め、持ち込み料を確かめた
- 渡す場面と、当日まで誰が預かるかをプランナーに伝えた
- 親が持ち帰るか、後日に送るかを決めた
すべて確認できたら、アプリのタスクを完了にしてください。